コエンザイムQ10の研究結果

コエンザイムQ10が日本で医薬品として販売されたのはいつ?

サプリメントや化粧品でコエンザイムQ10の名前をよく聞くようになりました。
しかし、コエンザイムQ10が「ユビデカノレン」という医薬品として、現在でも販売されている事をご存じの方は少ないと思います。
コエンザイムQ10は学術名ユビキノンともいいます。
成分名としてユビキノンと記載されていることもあります。
日本では1970年代半ばに「ノイキノン」として医療用医薬品として販売されてきました。
「ユビデカノレン」は成分名で、製品名が「ノイキノン」になります。
それでは医薬品としても販売されてきたコエンザイムQ10の有用性の歴史と、健康食品としての効果効能について見ていきたいと思います。

コエンザイムQ10の歴史

◎コエンザイムQ10の発見から広がる用途
〇1950年代のはじめに英国のモートン博士により「ユビキノン」として発見されます。

〇1957年に、米国のクレーン博士がウシの心筋から、発見した物質に「コエンザイムQ10」名づけ、ユビキノンと同一のものであると発表します。

〇1958年には、米国のフォーカース博士により、コエンザイムQ10の化学構造が発表され世界的に研究が広まっていきました。

〇1970年に、日本で医薬品(ノイキノン)として販売されます。

〇1990年には、スイッチOTC化「(Over The Counter)町の薬局のカウンターごしに売られる薬としての意味」として市販薬として販売されます。

☆スイッチOTCとは?医薬品のみで使用が認められる成分の中で、副作用が少なく使用実績のあり、安全性が高く効き目の良い成分が市販される時に「スイッチOTC薬」と呼ばれます。
コエンザイムQ10(ノイキノン)のOTC薬には、「ユビテンS」や「エフロフェンQ」と言った市販薬があります。

〇2001年には薬事法の改正で食薬区分が変わり、食品としての販売が可能になり、ノイキノンは「コエンザイムQ10」という名称で販売されることになります。

〇2004年には化粧品への添加も可能になり、コエンザイムQ10化粧品が多数販売されるようになります。

ユビデカノレンとしての働き

ユビデカノレンとは医薬品として現在も販売され、製品としては「ユビデカノレン錠5mg~10mg」「ノイキノン糖衣錠10mg」「ノイキノンカプセル5mg」「ノイキノン顆粒1%」 「その他ジェネリック」などがあります。
区分: 強心剤、その他、代謝性強心剤
2001年に食薬区分が変わり、健康食品としての販売が可能になり、「コエンザイムQ10」として広く販売されるようになりました。
医薬品としては、他の強心剤の補助的に使われます。
副作用があまり無いとされていますので、サプリメントとしては医薬品より多い60~100mgが一般的成分量です。

ただし医薬品ではない食品であるサプリメントのコエンザイムQ10は、「むくみ」「息切れ」「抗酸化作用」「アンチエイジング」効果などは、効能として宣伝販売することは認められていません。
医薬品もサプリメントも同じ成分ですけどね。
曖昧な立場である、ノイキノンとコエンザイムQ10の関係でした。
また、知っておきたいコエンザイムQ10とビタミンEの関係についても参考にご覧ください。

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